ふるさと納税でいただく無農薬野菜のなかに、真っ黒い小さな人参がありました。初めて見ました。くろい、、綺麗なオレンジや赤い人参なら見慣れてます。何のお料理にしましょう捨てようかしらと思いました。

いやいや、五目大豆を作ろうとしていたので、大豆、昆布、ごぼう、こんにゃくの鍋に皮を剝かずにさいの目に切って入れました。

すると、真っ黒な、黒インクで煮たような、五目煮ができました。食欲がでません。でも黒人参の味は、ほんのり甘くて深い味がします。

調べてみました。
トルコの標高４０００ｍの土地にできる希少な人参でした。日本では珍しいそうです。人参の持つβカロチン、ビタミンCはもちろん、黒い色はアントシアニンというポリフェノールで高い抗酸化作用を持ちます。ブルーベリーの色ですね。抗酸化作用はブルーベリーの20倍、日本茶の80倍でした。

健康への効果は、視力が良くなるとよく聞きますがエビデンスはないようです。最近の論文の解析では生活習慣病の改善の可能性があるようでした。捨てなくてよかった。