ライ麦パン

小学生の頃、終戦から15年以上経っていましたが、給食はパンと脱脂粉乳でした。

パンは四角い食パンやこっぺパン。おかずはうどんやちくわの磯部揚げとか。今思えば和食にパンでした。だからでしょうか、やはりお米が好きです。

その後、食事が洋風になり飽食になり、私も生活習慣病になりました。それからは食事の糖質と脂質を減らすように心がけています。

ライ麦パンを昔どこかで食べて、硬くてよく嚙んだ味わいが好きになりました。スーパーやパン屋さんでは探さないと端っこに置かれています。

ライ麦は小麦のとれない寒冷地で育ち、ロシアやドイツでは主食だそうです。グルテンが無く膨らまないので硬いです。この硬さが癖になります。

何よりも、GI(グリセミック インデックス:食後に血糖値が上がる率)が低いのです。GI値は食パンが90に対して55です。糖質は食パンが73gに対して47gです。食物繊維と、ビタミB 1は食パンの2倍です。とても優秀なのでバターは付けず甘味の少ない果実ジャムと一緒にいただきます。