銀杏

茶碗蒸しに一つ入っているだけで、貴重な存在感があります。焼くと香ばしい。

子供は食べなてはいけないと言われます。苦味、甘み、もちもち感、大人の味わいです。

それもそのはず。食中毒情報センターに登録されている銀杏食中毒があります。

銀杏にはビタミンB6に似た成分が在りB6が減ります。胃腸炎などでビタミンB6が腸内細菌で合成されにくい状態の時に、症状がおきやすいのです。ビタミンB6はアミノ酸合成に必要で重要な働きをしています。

また、栄養も豊富です。カリウムが多く昔は利尿作用があると言われました。ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンEも多く含まれます。

銀杏の葉が落ちて、臭いのある実が落ちて、芯の硬い殻のなかの種が私たちの食べる銀杏です。