筍
2022年5月17日
故郷の、実家の庭に小さい竹林がありました。
20代に、親戚の山で1回だけ筍を掘らせてもらったことがあります。あの強い美しい竹林の育つ前は、食べられる筍だったと、びっくりでした。
4月5月は、筍をいただくのが楽しみです。
若い頃は余裕がなく、水煮を買って料理しました。歳をとると、自然のままのアクや保存料を使ってない味が欲しくなります。
皮つきのままぬかを入れて水から煮ます。ゆであがったら皮を剥き迎え汁に漬けておきます。そこから切ってお醤油で煮て鰹節をまぶすだけの土佐煮です。漬けた筍は冷蔵庫で1週間は保存ができます。これは「料理は化学やなあ」と70歳過ぎて台所に入るようになった九州男児の夫の作り方メモからです。美味感謝。