すべてゼロ
2021年5月9日
自粛が続きます。家から出ないでいると、食事やお酒が増えてしまいます。いざ減らすことは難しいです。
減らすのに成功した方がいます。ノンアルコール飲料に代えたのです。痩せて、血液検査がすっかり良くなりました。私も飲みました。美味しい。知らないと酔いそうです。
蒸留酒(焼酎、ウイスキー)は糖質ゼロです。糖質ゼロのお酒も売っています。
ただし、お酒で太るのは、糖質(6kcal/g)のカロリーともうひとつ、アルコール自体のカロリー(7kcal/g)が問題です。ビール500ccですと、糖質108kcalにアルコール自体の140kcalがあるので、これは1時間軽い散歩で燃えるエネルギーと同じ位です。
ふたつめの要因は、お酒を飲むと食欲が増えてくることです。
アルコールは、大脳皮質という私達が考え判断する脳を、抑えます(ですので大声で騒いだり愚痴ったりします)。よって、食後は摂食中枢(食べたい)が(もういらない)状態のはずをアルコールが抑えるので、反対に「食べたい」になります。また、アルコールを分解するために血糖が下がり、食後に満腹中枢に(もういらない)サインを出すはずのレプチンが出なくなって「食べたい」になります。
厚労省が適量としているアルコールは20g。ビール(5%)500cc、チューハイ(7%)350cc、焼酎(25%)100cc、日本酒(15%)1合、ワイン(12%)グラス2杯、ウイスキー(40%)シングル2杯です。この量なら身体にいいとされています。
日本ではこの全種類にアルコールゼロがあります。便利な時代になりました。