ちゃんぽん 身体にいい食事は

ちゃんぽん

寒くなってきて、帰宅すると暖かいスープ、お鍋などがいただきたくなります。 九州で育った私は、長崎ちゃんぽんがごちそうでした。 豚骨出汁は家庭では難しいのでお醤油味もありました。お野菜ならなんでも、お魚の練り物、イカやエビの切れ端、豚肉。まさに「ちゃんぽん」になっていて、栄養素とビタミンがまんべんなく…
花言葉 忘れられない患者さん

花言葉

私が20年前に出会ったのは、まだお子さんもいない仲の良い若いご夫婦でした。 御主人が癌で入院されていました。毎日昼過ぎになると奥様の運転で、ドライブに行かれるのが一番楽しいひとときでした。ある夕方ドライブの後お昼寝をされて目が覚めた時、私は急にお部屋に呼ばれました。興奮状態になっていました。 「私が…
ちいさな秋 身体にいい食事は

ちいさな秋

今日のお昼は栗ごはんと秋野菜スープ。昔は、運動会のときに金木犀の香りがして栗ごはんおにぎりがお弁当でした。季節の変わり目がゆっくりでした。 今は夏から秋が一瞬で、冬になる感じです。 朝夕が冷え込んでのどが痛くなったかたや、急な気圧の変化で体の関節や筋肉が疼きます。めまいがする方も増えてきます。 無理…
ショートケーキ 忘れられない患者さん

ショートケーキ

私が幼い頃まで、実家の病院には結核の患者さんが石垣の塀で囲まれたなかで入院生活をされていました。 お母さんと一緒に生活していた同じ年頃の男の子と、よく庭でかくれんぼをしました。 色の白い優しいお姉さんとは、病室と塀の間に咲くおしろい花を摘みました。丸い実を割ると白いおしろいのようなものがあり、お姉さ…
ふるさとの味 身体にいい食事は

ふるさとの味

軽めにしている今日のお昼ご飯は、故郷の味です。 瀬戸内海の海辺に面した湯治街では、夜中に漁師さんの男衆が採ってきたお魚を、早朝からリヤカーで奥さんたちが売って歩きます。 朝採れのお魚を私が育つ間はふつうに食べていました。東京に住む今では、夢のようです。イカの表面は生きているので万華鏡のように光ってき…
光りに包まれて 忘れられない患者さん

光りに包まれて

忘れられない患者さんがいます。 今から20年以上前です。 私はある病院で重症のホームレスの方を診ていました。戦後、結核にかかった子供たちのために建てられた病院に、ホームレスの方のための収益無しの五十人の病棟があったのです。入院された方は五日間は毎日身体を洗っても汚れと臭いが取れません。自力で歩ける方…
クッキーの理由 身体にいい食事は

クッキーの理由

私の、昼食のひとりごはんのクッキーと牛乳の写真を見た友人に「あれだけしか食べないの?私の食後のおやつ」と言われました。 確かに。時々近くでランチ定食を外食することもありましたが、コンビニで買ったサンドイッチか軽食です。 なぜ食後のおやつのような昼ご飯なのかって。 私は聖路加時代に今から20㎏太ってい…
さようなら 忘れられない患者さん

さようなら

那須の友人が雲の写真を送ってくれました。何に見える?と聞かれ、とっさに「ぎょうざ」というと「座布団1枚」と返してくれました。宇都宮だから? 20年以上前に数年間、私は宇都宮に住んでいました。そのとき、とちぎYMCAでボランティアをしていました。 栃木ホスピス運動をすすめる会、という1987年にできた…
ひとりごはん 身体にいい食事は

ひとりごはん

仕事をしてるときは、お昼ご飯がたのしみです。 チームで動いている聖路加のときは、お昼にしましょう、と声を掛け合って食堂に集まり、みんなでいろんな話をしながら戴きました。 若い医師たちとは、何か月か一日に三食を一緒に食べたような病院に缶詰だったときもありました。 ひとりでいただくときは、無言ですし、簡…
夕暮れに 忘れられない患者さん

夕暮れに

今世界中で、感染症が拡大し続けています。 医療は感染症との闘いの歴史でした。 私の父は、抗生物質ができる前に骨髄炎になり、身体障害者になりました。 そして私が幼い頃、父は医者として結核の病院をつくり患者さんを診ながら鳩の糞から薬を研究していました。私は近所の子に「うつるから近寄るな」と言われたもので…