内科について
- 病気や怪我は身体の様々な部位で起こります。頭が痛くなることもあれば、腹痛で苦しむこともありますし、動悸がひどくなって日常生活に支障が出ることもあります。このような症状がどの内臓の病気か、自分でわかるときは専門診療科を受診しますが、自分では、どの内臓の病気かわかりません。肩が痛くて心臓病の時もあります。おなかが痛いときも婦人科の病気のときもあります。何科に行けばいいのかわかりません。何となく体調が悪いだるい、いったときもあります。
- また、会社の健康診断で、B：はそのまま放置して、C：は経過観察なのでまた放置して、そうして放置しているとD：再検査やE：要精密検査になったりします。急に相談するかかりつけ医もいないし大病院に行けないと困っていると、病気をみつけるのが遅れることになります。
- 診療所の内科は、このような体調不良のある方、健診で体調の異常を指摘された方に対し、症状に応じて基本的な問診・検査を行い、一緒に考えて診断・治療に向かっていく診療科です。
- ご自身ではなんともないと思っていても、実際には重篤な疾患の前触れである場合もあります。内科では、こうした兆候もきちんと見極めていきます。
かかりつけ医は何でも相談できるところです。
必要に応じて専門病院を紹介
- 発熱や動悸、吐き気、腹痛、便通異常などの症状があって内科を受診された患者様には、それぞれの症状に基づいて、丁寧に今までの病気と生活の歴史を伺い身体の診察をします。まずはその時の急なつらい症状を軽減するためのお薬などを適切な量を処方します。これと同時に、その症状の原因がどこにあるのかを鑑別して診断を考えます。さらに詳しい検査や治療が必要と判断されたときは、それぞれの専門診療科・高度医療機関を紹介していきます。当診療所では、銀座から近い聖路加国際病院の信頼できる医師を私が速やかに紹介します。
- 診療所の一般的な内科が対象としているのは、生活習慣病、胃腸炎などの多くの急性期・慢性期疾患があり、非常に多岐にわたっています。身体に不調を感じておられる方は、まず内科をご受診ください。
このような症状はご相談を
- 咳、鼻水、のどの痛みがある
- 胸やけがする
- 食欲がない、これまで好きだった食べ物が喉を通らない
- 食べているのに体重が減っていく
- 胸が痛い、圧迫感がある
- 頭が痛い、頭がモヤモヤする
- 立ちくらみ
- 少し身体を動かしただけでも動悸、息切れする
- 肌がむくんできた、発疹がある
- 喉が頻繁に乾き、水をよく飲む
- 尿に異常がみられる（出にくい、近い、量が多い、血が混じる）
- 疲れやすくなった、身体がだるい
- 体重が増えてきた、または痩せてきた
- など
内科の主な対象疾患
急性疾患
風邪症候群、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、胃腸炎（腹痛、下痢、吐き気）、尿道・膀胱炎、熱中症 など
慢性疾患
生活習慣病（糖尿病、高血圧症、脂質異常症（高脂血症）、痛風（高尿酸血症）、メタボリック症候群など）、アレルギー疾患（アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息） 貧血、頭痛、便秘症 など
遠慮なくご相談ください
急な体調不良など、はっきりとした症状が出ている時はもちろん、体調が悪いのだけれど、どこが悪いのか、何科を受診していいのかわからないというとき、健康上の不安を抱えているとき、などについても気軽にどうぞご相談ください。