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肥満外来・生活習慣病

肥満外来について

肥満
  • 肥満は、医学的に見て減量すべきと考えられる状態を意味しており、基本的には身長と体重に基づいて算出されます。人には個体差があり、もともと太りやすい人もいれば、痩せている人もいます。そのため、肥満自体は病気でないとお考えの方も多いようですが、肥満に伴って合併症が起こったり、合併症を発症する危険性が高まっているときは、肥満症と呼ばれています。内臓の病気が先にあって起こる二次性肥満、原因になる病気が不明の原発性肥満に分けられます。
  • 肥満で健康障害にならないように、自分で肥満になっていく身体の変化を知って、気づくことが一番大切と考えます。当診療所では、みなさまに体組成計で測定をしてA4サイズカラーの詳しくわかりやすい図表(筋肉量、体脂肪量、骨密度、内臓脂肪比、諸々の数値)の印刷をお渡ししています。それとともに電子カルテ内に、それらを元に数値の経時的変化値をわかりやすく図表化して、詳しくご説明しながら一緒に考えます。

体重管理が重要です

  • BMI(下記参照)が30以上の肥満、25以上30未満で生活習慣病の合併症を認めるもの、および内臓脂肪型肥満(内臓脂肪面積が100cm2以上)の明らかなものについては、生活習慣病の予防、そして肥満に伴う合併症の進展を防ぐことが必要です。基本となる目標はやはり体重管理(減量)です。具体的には食事と運動になりますが、長く続けられることが重要です。身体の変化を急激に起こすことは不自然で危険だからです。そしてお一人ずつ生活している環境が違います。
  • 当診療所では医学的データと診察に基づいて、お一人お一人が毎日の生活を振り返り、ご自分の身体の状態を知り何をどのくらい変ってゆけるか、一緒に考えます。

BMIの計算式

  • BMI = 体重(㎏)÷ ( 身長(m)の2乗 )
  • 例えば「身長が1.65メートル、体重が75キログラム」の方は
  • 1.65 × 1.65 ≒ 2.72
  • 75 ÷ 2.72 ≒ 27.5
  • すなわち、この方は「肥満1度」となります(下表参照)。

BMIによる肥満度の判定

BMI 肥満度

  • 18.5未満 痩せ(低体重)
  • 18.5以上25未満 標準(普通体重)
  • 25以上30未満 肥満1度
  • 30以上35未満 肥満2度
  • 35以上40未満 肥満3度(35以上は高度肥満と呼びます)
  • 40以上 肥満4度

(原発性)肥満の原因

肥満
  • 様々な要因が関連していますが、現代の人々の生活では、暴飲暴食、運動不足、ストレスがあげられます。脂っこい料理を大量に食べたり、お酒を飲みすぎたりすると、摂取カロリー過剰となり、太りやすくなります。運動をあまりしないことによってカロリーを消費しない場合も肥満になってきます。
  • 一番多いのは、やはり美味しいものを食べることが誰もみな喜びですから、現代社会では、ストレスがたまって、気が付いたら食べることでストレスを発散していることです。

内臓脂肪から分泌する肥満に関係するホルモン

  • 肥満がどうして病気になりやすいかということが分かってきました。内臓脂肪が分泌するホルモンの内、悪玉ホルモンの方が善玉ホルモンよりたくさん分泌されていて、生活習慣病をつくっていくからです。
  • 善玉ホルモンの代表で血中濃度を測れるものを紹介します。

レプチン

エネルギーの消費を促して脂肪を減らす働きがあります。さらに食欲を減らす働きがあります。食事をして血糖が上がると脂肪細胞からレプチンがでて脳の視床下部にある食欲(満腹)中枢を刺激して、食欲を抑制しています。肥満の人はレプチン抵抗性になってると言われ、このレプチンがたくさん分泌し過ぎて血中濃度が高いつまりレプチンの働きが悪くなっていると考えられています。

アディポネクチン

動脈硬化を防ぐ働きがあります。血管内皮細胞が傷ついた部位に集まりプラークを作る細胞たちの働きを抑制しています。また、糖尿病を防ぐ働きがあります。
筋肉細胞内に糖を取り込むのを促す働きをしてインスリン感受性を上昇させています。ところが悪玉ホルモンのインスリン抵抗性(働きが悪くなる)を促すホルモンも同じ脂肪細胞から出ていて、お互いに働きを抑え合っていますので、肥満の人では内臓脂肪から出てるアディポネクチンの血中濃度が低く働きが悪くなっています。

このような方は肥満外来を受診してください

  • 糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風、脂肪肝などの生活習慣病を指摘されている
  • 腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上ある
  • BMIが25以上である
  • お腹が出ているのに、皮下脂肪を少ししかつまむことができない
  • 最近、急に体重が増えた
  • トイレの回数が昼5回夜2回未満、または「むくみ」が気になる
  • 慢性的な腹部膨満感や便秘がある
  • お腹が空いてもいないのに、食べていることがよくある
  • いびきが大きい、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある
  • など
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    (40歳以上の方)
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当日のご説明、必ずお読み下さい。
問診票はスムーズに健診ができますので事前に必ずダウンロードされますようお願いいたします。

院長
市丸 みどり
診療内容
内科、肥満外来・生活習慣病、高血圧・生活習慣病、糖尿病・生活習慣病、脂質異常症・生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、健康診断・人間ドック、産業医、漢方外来、血液内科、循環器内科
住所
〒104-0061
東京都中央区銀座4丁目5-1 教文館ビル8階
最寄駅
  1. 東京メトロ銀座線/丸ノ内線/日比谷線「銀座駅」
    A13出口 徒歩2分、A9出口 徒歩2分
  2. 都営浅草線/東京メトロ日比谷線「東銀座駅」
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  3. 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」
    8番出口 徒歩5分
土…14:00〜16:00 休診日…木曜・日・祝 血液内科外来■: 毎週火曜午前中
漢方外来◆: 第2.第4水曜午後
循環器科については、お電話でお問い合わせ下さい。
診療時間 日祝
9:00~13:00
14:00~17:00
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